のすけです。
それでは、今回は実際にArduinoに触っていきたいと思います。

この連載は、爆安の中華製のArduino互換機を入手し、色々と苦しみながらも安い互換機でArduinoを学習してしまおうというものです。
入手の話はこちらから。

hollywis.hatenablog.com

今回使うArduino互換機

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前回ご紹介した中華キットに入っていたやつです。「UNO」とデカデカと書いてあります。
ちょっとパーツが歪んでたり、部品点数が公式品より少ない感じですね。

  • 型番:詳細不明 ArduinoUNO R3 互換製品

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一番左に何やらスイッチがあり、その隣にUSBの端子、一番右に黒い丸い穴が付いていますね。

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PCと接続するためのUSBの端子はこのようになっています。PC側とArduino側で形が違います。
プリンターとかと接続するUSBと同じやつっぽいです。

接続してみる

  • 接続するPC:Macbook 2015 (OS X El Capitan: 10.11.1)
  • Arduino:ArduinoUNO R3 互換製品

まずIDEのダウンロード

下記のページからArduino IDEをダウロードします
Arduino – Software

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そしてインストールして起動。

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Arduinoのロゴが表示されて起動しました。

起動したら、上部のメニューから「ツール」ー「マイコンボード」から
Arduino/Genuino Uno」を選択します。

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これで、PC側の準備はOKなはず。

ArduinoをUSBで接続します。

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Macbookは通常のUSBではなくUSB type-cですので、白い変換端子を付けています。
普通のPCはそのまま接続できると思います。

接続すると何やら赤いランプがつきました。

そしてPCを確認してみます。
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ツール」ー「シリアルポート」にArduinoっぽいデバイスがあれば成功なのですが、、、ありません。

そうこの中華Arduinoは、USBのモジュールを安いものに差し替えているらしく
別途ドライバーをインストールしないと動かいないそうです。

USBドライバのインストール

それでは、早速ドライバを入れていきます。

USBチップがCH340またはCH341になりますので
このドライバをインストールします。
ネットで「CH340 arduino」とかで検索するといっぱい出てきます。
⇩とかでダウンロードしましょう。(Mac以外にもWindowsLinux版もあり)
http://0xcf.com/2015/03/13/chinese-arduinos-with-ch340-ch341-serial-usb-chip-on-os-x-yosemite/

⇩とか

DCcduino_ch340-drivers.zip – Google ドライブ

ダウンロードしたzipを解凍して「ch34xInstall.pkg」インストールします。

そしてPCを再起動して、もう一度Arduinoと接続してみます。

認識されない。。。

OS X El Capitan対応に疾駆八苦

どうやら、OS X El Capitanに問題があるようですね。。
インターネットで調べると以下の記述を発見!

Under OS X 10.11 El Capitan Apple change the way kext signing can be disabled by introducing “System Integrity Protection” and a new cli util “csrutil”.
To disable kext signing you will need to do the following:
Reboot and press CMD+R immediately after the chime to enter Recovery Mode
Open Terminal from Recovery mode
run the command csrutil enable –without kext
reboot

10.11 El Capitanは“System Integrity Protection”というセキュリティがあるそうで、そのままでは動かいない模様。
csutilツールで設定を書き換える必要があるようです。書いてある手順の通り実施してみます。

  • 再起動しすぐに「comand + R 」キーを押して、リカバリーモードに入る

  • ターミナルを開く(上の方にユーティリティというメニューがある)

  • ターミナルで次のコマンドを実行「csrutil enable –without kext」

  • 再起動

その結果・・・
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「dev/cu.wchusbserial14110」というのが出てきました。やったーーー!認識された!!

ちなみにkextはKernel Extentionの略だそうです。おそらくこの設定はKernel Extentionの
セキュリティが甘くなる設定ですので、実行は自己判断でお願いします。

今回はここまで、次回からは実際にプログラミングして動かしていきます。

まとめレシピ

材料

  • Macbook(10.11 El Capitan) 1台

  • Arduino Uno r3(中華製) 1個

  • USBケーブル      1個

手順

  1. ArduinoIDEのインストール

  2. USBドライバのインストール

  3. Elcapitan用の設定をする

  4. ArduinoをPCと接続

  5. ArduinoIDEのマイコンボードを選択

  6. ArduinoIDEのシリアルポートから接続を確認

中華製Arduinoは別途ドライバーのインストールや、Macの最新OSの対応でなかなか
苦戦しましたが、なんとかPCとの接続に成功しました。

hollywis.hatenablog.com

3/5追記 実はYosemite対応も大変だった

MacYosemiteを繋いでいる場合にも、特殊な手順が必要でしたのでここに記載します。

  1. Mac(Yosemite)を起動してCH340のdriverをインストール

2.ターミナルを開いて次のコマンドを実行

sudo nvram boot-args="kext-dev-mode=1"

3.再起動する

3/31追記 謎のエラーその1

avrdude: ser_open(): can’t open device “/dev/cu.wch”: No such file or directory
ioctl(“TIOCMGET”): Inappropriate ioctl for device

MakBookProで起こりやすいようです。

この場合アプリケーションを開いて以下のところまでfinderで潜り

Arduino.app/Contents/Java/hardware/arduino/avr

ディレクトリに platform.txt & programmers.txt の2つがありますので

次の一文をReplaceします。
-P{serial.port} "-P{serial.port}"

ただ単に、ダブルクォートで囲むだけです。

そして、IDEを再起動すると動きます!

謎のエラーその2

COM1 がなんたらというエラー
PCに刺すUSB端子を変えて、PCを再起動すると動くことがあります。

その他、動かない場合は下記のページを見たり、ググったりして頑張りましょう。
Arduinoは世界的に利用されているため、必ず解決策があるような気がします。
Arduino – Troubleshooting

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