こんにちは、のすけです。

中華で始める Arduino入門日記の3回目です。

この連載は、爆安の中華製のArduino互換機を入手し、色々と苦しみながらも安い互換機でArduinoを学習してしまおうというものです。
入手の話はこちらから。

hollywis.hatenablog.com

本題

前回は、ArduinoIDEとArduinoを接続するところまで行きました。
中華で始める Arduino入門日記2 PCと接続する – hollywis's diary (はりうすブログ)

今回は、マイコンボードの始めの一歩である「LEDをチカチカさせる」通称「Lチカ」をやります。
早速始めていきましょう。

マイコンボードを理解する

まずはArduinoの端子などを確認していきます
f:id:hollywis:20151130175031j:plain

左上から

  • リセットボタン:赤い丸

  • GND:グランド

  • Digital I/O ピン

  • PowerLED

  • ANALOG Input

  • POWERエリア(3.3V, 5V, GND)

があります。

主に、Digital I/O ピンに対して命令を実行することでLEDをチカチカさせたりできるようです。
それぞれのDigital I/O ピンには5vまたは3.3vの電圧が流すことができます。

  • (HIGH)の状態:3.3vまたは5v  (*設定によるらしい)

  • (LOW)の状態:0v

という訳です。つまり2進数で言うところの(HIGH)の状態を「1」と解釈し、(LOW)の状態を「0」と解釈することで
プログラムの世界とハードウェアの世界をつなげている感じでしょうか。

LEDを刺す

では、チュートリアル通りDigital I/O ピンの13番ピンにLEDを指します。
f:id:hollywis:20151130180206j:plain

LEDは足の長い方がプラスで短い方がマイナスです。
足の長い方(+)をピン13に指して、短い方(-)をGNDピンに指しました。

f:id:hollywis:20151130180612j:plain

こんな感じです。

プログラムを実行

次のプログラムをArduinoIDEに書きました。

// 設定箇所
void setup() {
// digital pin 13をOUTPUTとして初期化
pinMode(13, OUTPUT);
}
// ループ箇所
void loop() {
digitalWrite(13, HIGH);   // LEDをonにする (HIGHの電圧)
delay(1000);              // 1秒待つ
digitalWrite(13, LOW);    // LEDをoffにする(LOWの電圧) 
delay(1000);              // 1秒待つ
}

そして、IDEの「検証」ボタンを押した後、「マイコンボードに書き込む」ボタンを
押すと、Arduinoにプログラムが書き込まれます。
f:id:hollywis:20151130182652j:plain

下の方のコンソールが赤くなったりしている場合には、プログラムに問題が
ありますので、書き直すと動くようになります。

うまく成功していれば、このように1秒毎にチカチカします!!

delay(1000)はミリ秒表記であるため、1000で1秒になります。
数字を増やしたり減らしたりすると、点滅が遅くなったり早くなったりしました。

まとめレシピ

材料

  • Macbook(10.11 El Capitan) 1台

  • Arduino Uno r3(中華製) 1個

  • USBケーブル      1個

  • 赤いLED        1個

手順

  1. 13ピンとGNDにLEDを刺す

  2. IDEにプログラムを書く

  3. Arduinoに書き込む

  4. LEDが1秒毎にチカチカ

簡単ですね。
次回は「Hello World!」をコンソールで実行します。

hollywis.hatenablog.com

Receive the latest news in your email
Table of content
Related articles